転職の履歴書、実は職務経歴書とは違うんです
転職活動を始めたばかりの方によくあるのが、「履歴書と職務経歴書って何が違うの?」という疑問。実はこの2つ、役割がまったく違うんですよ。
履歴書は、あなたの「基本プロフィール」を伝える書類。学歴、職歴、資格、志望動機などを簡潔にまとめたものです。一方、職務経歴書は、これまでの仕事内容を詳しく説明する書類。どんなプロジェクトに携わって、どんな成果を出したのかを具体的に書きます。
つまり、履歴書は「私はこういう人間です」という自己紹介カード、職務経歴書は「私はこんな仕事をしてきました」というポートフォリオ。両方セットで提出するのが一般的ですね。
履歴書の書き方、押さえておきたい基本ルール
さて、ここからは具体的な書き方を見ていきましょう。まずは基本ルールから。これを守らないと、どんなに立派な経歴でも「この人、基本がわかってないな」と思われてしまいます。
1. 和暦か西暦か、必ず統一する
学歴欄で「平成25年」と書いたのに、職歴欄で「2020年」と書く…これ、意外とやりがちなミスなんです。履歴書全体で和暦か西暦のどちらかに統一しましょう。個人的には、西暦の方が計算しやすくておすすめです。
2. 会社名は正式名称で
「(株)」じゃなくて「株式会社」、「○○(有)」じゃなくて「有限会社○○」と書きます。面倒ですが、これが社会人としてのマナー。前株(株式会社が前につく)か後株(後ろにつく)かも、しっかり調べて正確に書きましょう。
3. 修正液・修正テープは絶対NG
書き間違えたら、面倒でも新しい用紙に書き直す。これが鉄則です。「ちょっとくらいいいだろう」と思うかもしれませんが、採用担当者は何百枚もの履歴書を見ているプロ。修正跡は一目でバレますし、「雑な人なのかな」という印象を与えてしまいます。
職歴欄の書き方、これだけ押さえればOK
さて、多くの方が一番悩むのがこの職歴欄。「どこまで書けばいいの?」「転職回数が多いんだけど…」といった疑問にお答えしていきます。
職歴はすべて書くのが基本
結論から言うと、職歴は原則としてすべて書きます。「短期間で辞めた会社は書かなくていいかな」と思うかもしれませんが、それはNG。後で発覚すると経歴詐称になってしまいます。
ただし、アルバイトや派遣社員として働いた期間は、正社員としての職歴とは別に考えてOK。特に応募先の業務に関連する経験なら書いた方がプラスになりますが、関係ない短期バイトまで全部書く必要はありません。
職歴の書き方サンプル
実際の書き方を見てみましょう:
- 2015年4月 株式会社○○商事 入社
- 2015年4月 営業部配属
- 2018年3月 一身上の都合により退職
- 2018年5月 株式会社△△システムズ 入社
- 2018年5月 開発部配属
- 2023年12月 一身上の都合により退職
- 現在に至る
ポイントは、入社と退職だけでなく、配属部署も書くこと。採用担当者は「この人がどんな部署でどんな仕事をしてきたか」を知りたいんです。
転職回数が多い場合はどうする?
正直に言うと、転職回数が多いのは少しマイナスに見られることもあります。でも、だからといって職歴を隠すのは絶対にダメ。雇用保険や年金の記録を見れば簡単にバレますし、入社後に発覚すると解雇理由にもなります。
転職回数が多い方は、履歴書ではシンプルに事実だけを書き、職務経歴書の方で「それぞれの会社でどんなスキルを身につけたか」をしっかりアピールする戦略がおすすめです。
こんな履歴書はNG!採用担当者が嫌がるパターン
ここで、実際に採用担当者から評判の悪い履歴書の特徴をご紹介します。
1. 証明写真が適当
スナップ写真を切り抜いたり、明らかに古い写真を使ったり…第一印象で損しています。スーツ着用、髪型を整えて、写真館かスピード写真機で撮影した清潔感のある写真を使いましょう。
2. 空欄だらけ
「特になし」でもいいので、空欄は埋める。空欄が多いと「やる気がないのかな」と思われてしまいます。
3. 志望動機が使い回し
「貴社の理念に共感しました」だけでは伝わりません。その会社のどこに魅力を感じたのか、自分の経験とどう結びつくのか、具体的に書きましょう。
4. 誤字・脱字が多い
これは論外。提出前に必ず見直しを。できれば家族や友人にも見てもらいましょう。
手書きとパソコン、どっちがいいの?
これもよく聞かれる質問です。結論としては、指定がなければパソコン作成でOK。むしろ最近はパソコンで作成するのが主流になっています。
ただし、「手書きで」という指定がある場合や、老舗企業など伝統を重んじる会社の場合は、手書きの方が印象が良いこともあります。応募先の社風を見て判断しましょう。
手書きの場合は、丁寧に書くこと。字の上手い下手よりも、一文字一文字を丁寧に書いているかどうかを見られています。
履歴書作成で迷ったら、転職エージェントに相談しよう
ここまで読んで「やっぱり自信ないな…」と思った方、安心してください。転職エージェントを使えば、履歴書の書き方から添削まで、プロが無料でサポートしてくれます。
特に転職回数が多い方や、ブランクがある方は、プロの目線でどう書けば印象が良くなるかアドバイスをもらうのがおすすめ。自分では気づかない強みを引き出してもらえることもありますよ。
まとめ
履歴書は、あなたの第一印象を決める大切な書類。基本ルールを守って、丁寧に作成することが何より重要です。職歴は原則すべて書く、正式名称を使う、修正液は使わない…これらを守るだけで、グッと印象が良くなります。
- 履歴書と職務経歴書は役割が違う。履歴書は簡潔に、詳細は職務経歴書で
- 職歴は原則すべて記載。短期間でも隠さず書くのが正解
- 和暦・西暦の統一、会社名の正式表記など基本ルールを守る
- 転職回数が多くても誠実に記載。職務経歴書でフォローする
- 迷ったら転職エージェントのプロに相談するのが近道
履歴書作成で悩む時間があったら、その分を面接対策に回した方が効率的。プロのサポートを受けながら、自信を持って転職活動を進めていきましょう!
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